先日、ペンシルベニア大学の根管治療のシンポジウムが東京で開催されたので参加してきました!
根管治療とは、歯の神経の処置です。
虫歯が大きくなると、細菌が神経に感染したり、炎症がでたりします。そのせいで、ズキズキ痛みがでるため、神経をとる処置をします。神経は根っこの中の方で細かく枝分かれしていて、肉眼では目視できません。そのため針のような専用の器具やお薬で、細菌の数を減らしていきます。
根管治療を続けていると、痛みがなくなり症状がなくなってくることが多いです。
しかし、焦って閉じてしまうと、細菌をたくさん残したまま蓋をしめることになってしまいます。
また、以前、根管治療した歯は、神経をとっているため虫歯になっていても、気づかないことが多いです。しかし、そのまま放置しておくと、またそこから細菌が侵入して、根っこの先の方に膿が溜まってしまうことがあります。
症状がなくても、気になる歯があったら、気軽に聞いてください。