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デュタステリドだけで十分?単独で効果がある人と併用すべき人の違い

デュタステリドだけで十分のアイキャッチ

「デュタステリドだけで十分なのか、それとも他の治療法と併用すべきなのか」
AGA治療を始めると、多くの方がこの疑問にぶつかります。

デュタステリドは、I型とII型の5α還元酵素を両方抑制し、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑えることで、抜け毛の進行を防ぐ作用がある治療薬です。

結論、デュタステリド単独で十分かどうかは、AGAの進行度や目標、服用期間によって大きく変わるため、ご自身の症状や希望にあわせて、最適な治療方針を見つける必要があります。

この記事では、

  • デュタステリド単独で効果が見込めるケース
  • 併用を検討すべきケース
  • 効果判定のタイミングや注意点

を判断の目安や具体例を交えて解説します。

デュタステリド単独で十分かは「進行度・目標・期間」で決まる

冒頭でも話をしましたが、デュタステリド単独で十分かどうかは、AGAの進行度・目標とする効果・服用期間の3つを軸に判断するのが基本です。

以下に簡単なフローチャートを用意したので、ぜひ判断の参考にしてくださいね。

デュタステリド単独かミノキシジル併用を判断するフローチャート

①進行度による判断

軽度〜中等度のAGA(生え際や頭頂部の軽い薄毛、まだ地肌が目立たない程度)では、デュタステリド単独で抜け毛抑制や現状維持が見込まれる場合があります。

進行が早い中等度〜重度(頭頂部の広範囲な薄毛や生え際の大きな後退)では、守りだけでなく攻めの発毛促進が必要になることが多く、ミノキシジルなどの併用が検討されます。

②目標による判断

現状維持や抜け毛を減らすといった目的であれば、デュタステリド単独で対応できる可能性もあります。

しかし、毛量を増やしたい・見た目を改善したいといった場合は、発毛を促す作用が期待されている成分との併用を検討する場合もあります。

③期間による判断

デュタステリドの効果は、服用開始から3〜6ヶ月で抜け毛の減少、6〜12ヶ月で見た目の変化が表れやすいと言われています。

そのため、効果判定の目安と考えられる半年〜1年程度で十分な変化が見られない場合は、併用を含めた治療方針の見直しが必要です。

このように、デュタステリド単独が適切かどうかは、様々な条件を組み合わせて判断することが大切です。

効果を最大限に引き出すには、定期的な経過観察と医師との相談が欠かせません。

デュタステリド単独で効果がある人と併用すべき人の違い

デュタステリド単独で十分な場合と他の治療法を組み合わせたほうが良い場合には、明確な違いがあります。

ここでは先ほど解説した進行度や目標はもちろん、生活背景などの観点から整理します。

デュタステリド単独で期待できる効果

AGA発症の流れ

AGAの主な原因は、男性ホルモン(テストステロン)と5αリダクターゼが結びついてDHT(ジヒドロテストステロン)が生成されることによります。

デュタステリドは、そんなAGAの原因となるジヒドロテストステロンの生成を減らすことで、ヘアサイクルを整え、抜け毛の進行を抑える作用があります。

つまり、デュタステリド単独での治療は、AGAの進行を抑える「守りの薬」といえます。

特に軽度〜中等度のAGAでは、単独でも毛量の現状維持や抜け毛減少といった効果が見込まれることがあります。

例えば、生え際や頭頂部の地肌がうっすら目立ち始めた程度で、髪のボリューム感が大きく損なわれていないといった症状の場合、デュタステリド単独で経過を観察する方もいます(医師判断が必要です)。

以下は、デュタステリドがどのような効果があるのか国内で実施された試験の結果です。

※一部抜粋

国内で実施されたデュタステリド 0.5mg/日を用いた、120名の男性被験者を対象とした観察期間52週間の非ランダム化試験において、直径30μm以上の非軟毛数、硬毛数、非軟毛直径が52週に各々13.5/㎠、15.2/㎠、6.5nm増加した

引用元:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版|日本皮膚科学会

単独療法で届く効果の範囲

デュタステリドは単独で処方される場合もある「守り」に強い薬です。

そのため、完全に失われた毛根から新たに発毛させたり、広範囲の脱毛を治療するといった場合は、デュタステリド単独では限界があります。

現状維持や抜け毛抑制を目的とする場合には適していますが、大幅な増毛や毛密度の回復を目指す場合は、少々物足りなさを感じることもあるでしょう。

デュタステリドの効果や副作用、ビフォーアフターを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
デュタステリドの効果症例写真まとめ|ビフォーアフターでわかる期間の目安

他の治療法との併用の必要性

AGAの進行が進んでいる、あるいは見た目を改善したいという明確な目標がある場合には、発毛を促す作用が期待されている成分(ミノキシジル外用薬・内服薬)との併用が検討されます。

ミノキシジルは発毛促進が期待できる治療薬で「攻めの薬」と言われています。

※ミノキシジル内服は国内未承認薬です。提携クリニックで処方される薬剤は、国内医薬品販売代理店経由で輸入されています。国内で同一成分・効能の承認医薬品は存在せず、諸外国(例:米国FDA)では高血圧治療薬として承認されています。安全性や副作用については必ず医師の説明を受けてから使用してください。

デュタステリドの抜け毛抑制と組み合わせることで、単独での服用に比べ、発毛効果を高められる可能性があります。

AGA治療でも、攻めと守りの2つの治療薬を併用して治療を行うクリニックがほとんどです。

併用することで得られるメリット

守りの薬であるデュタステリド、攻めの薬であるミノキシジルを併用することで、以下のようなメリットがあります。

  1. 発毛速度の向上
    単独では時間がかかる改善も、併用で変化を早く感じられる場合あり
  2. 毛質の改善につながる
    新しく生えた毛が太くコシのある状態になりやすい傾向
  3. 広範囲へのアプローチ
    頭頂部と生え際、双方の改善を同時に狙える可能性あり

単独で始めるか最初から併用するかを、医師と相談しながら判断しましょう。
※効果の程度は個人差があるため、必ずしも全員に同じ結果が得られるわけではありません。

デュタステリド単独 vs ミノキシジル併用|費用・効果・通院頻度の比較表

デュタステリド単独療法と、ミノキシジルなど他の治療法を組み合わせた併用療法は、費用や効果などで特徴が異なります。

ここでは、主な違いを4つの観点から整理しました。

項目デュタステリド単独デュタステリド+
ミノキシジル併用
月額費用の目安約4,000円〜8,000円
(ジェネリック中心)
約6,000円〜15,000円
効果の範囲抜け毛抑制抜け毛抑制+発毛促進
通院・
フォローの手間
オンライン診療や
年数回の通院で済むことが多い
外用薬の使用指導や経過観察で
通院頻度がやや増える傾向
副作用管理の
必要性
性機能や肝機能への影響が中心
定期的な血液検査が推奨される
単独の管理項目+
血圧や頭皮トラブルのチェックが追加

①月額費用の目安

デュタステリド単独の場合、ジェネリック製剤を選べば月4,000円〜8,000円程度に抑えられるケースが多く、長期的に見てもコスト負担が比較的軽いのが特徴です。

一方併用の場合、内服薬+外用薬の二重コストとなり、1万円前後になることもあります。

費用は治療を継続できるかどうかに直結するため、予算を考慮した選択が重要です。

【年間コストのイメージ】

デュタステリド単独約48,000円〜96,000円
デュタステリド+ミノキシジル併用約120,000円

②効果の範囲

デュタステリド単独は、DHT抑制による抜け毛の進行予防として選ばれ、軽度〜中等度のAGAや現状維持を目標にする方に向いています。

併用療法は「守り」のデュタステリド+「攻め」のミノキシジル両方からアプローチできるため、毛密度の改善や発毛度合いを高めたい方に選択されるケースが多いです。

なかには併用して毛量が整ってから、医師と相談のうえで単独に切り替える方もいます

③通院・フォローの手間

デュタステリド単独は、3ヶ月〜半年ごとの定期受診で対応可能な場合が多く、忙しい方にも続けやすい傾向があります。

併用療法は、外用薬の塗布方法や内服との併用スケジュール確認などといった追加のフォローや使用チェックが必要になるため、1ヶ月〜2ヶ月に1回程度とやや通院頻度が増える可能性があります。

④副作用管理の必要性

AGA治療薬-デュタステリドとミノキシジルの副作用

治療薬を増やす、つまり副作用リスクの種類が増える可能性があるため、フォロー項目が増えることもあります。

単独療法ではデュタステリドのみの副作用を、併用療法ではデュタステリドとミノキシジル両方の副作用を管理しなくてはなりません

副作用の管理として、医師による定期的な血液検査や体調チェックが提案される場合があります。

デュタステリド単独がおすすめの人、併用がおすすめの人

デュタステリド単独でAGA治療を始めるべきか、他の治療法と組み合わせるべきかは、多くの方が悩むポイントですよね。

ここでは、症状の進行度やコスト感覚などをもとに、それぞれに適したタイプを整理します。

デュタステリド単独がおすすめの人

以下のような特徴に当てはまる方は、まずはデュタステリド単独で治療を始めてみる選択肢を考える方もいます。

  • AGAの進行が軽度〜中等度の方
    生え際や頭頂部にうっすら地肌が見える程度で、毛髪のボリュームがまだ大きく減っていない段階であれば、DHTの生成を抑える守りの治療だけでも進行抑制が見込まれることがある
  • 現状維持を目的としている方
    発毛よりも「これ以上悪化させたくない・抜け毛を減らしたい」という意識が強い方には、デュタステリド単独でも合う可能性あり
  • 治療コストや副作用リスクを抑えたい方
    ミノキシジルなどを併用すると費用が増えるだけでなく、副作用管理も複雑に
  • 20〜30代の若年層で、治療を始めたばかりの方
    進行が早くない若年層はまず単独で経過観察し、その後必要に応じて併用を検討するというステップも現実的

他の治療法と併用がおすすめの人

一方で、以下のような方は、ミノキシジルやサプリメントなどを併用する攻め+守りの治療が合うかもしれません。

  • 発毛や見た目の改善を強く望む方
    「抜け毛を減らすだけでなく、生やしたい・髪の密度を高めて若々しい印象を目指したい」という目標がある場合、デュタステリドだけでは対応しきれないことも
    ミノキシジルを組み合わせることで、成長期の毛を増やす発毛作用が加わり、変化を感じやすくなる可能性あり
  • 進行度が中等度〜重度の方
    すでに頭頂部や前頭部が広く薄くなってきており、生活に影響するレベルの自覚症状がある方は、複数のアプローチでの治療が検討される
  • 単独療法で半年〜1年試したが効果に物足りなさを感じた方
    デュタステリドは、6ヶ月〜12ヶ月で見た目の変化を感じる人も
    その期間を経ても効果が実感できない場合は、追加治療を検討するサインとも考えられる
  • より早く変化を実感したい方
    イベントや仕事上の理由で早く改善したいと考える方には、併用のほうが希望に合致するケースも
    →その分副作用リスクや管理の複雑さが増えるため、医師としっかり相談したうえで進めることが重要

このように、デュタステリドだけで十分かどうかは、ゴール設定やライフスタイルによって変わります

今の状態で何を目指すのかを明確にしたうえで、自分に合った治療法を医師と相談しながら選びましょう。

デュタステリドが効かない場合の要因

AGA治療薬の効果がないと感じたらどうするか

デュタステリドを飲んでいるのに、効果を実感できない方や抜け毛が減らないと感じている方も少なくありません。

効果が現れにくいのにはいくつかの要因が考えられます。

ここでは、よくある5つの原因について順に解説します。

1.服用期間が短い

デュタステリド-効果目安

デュタステリドの効果は即効性があるわけではなく、時間をかけてゆっくりと現れるものです。

多くのクリニックでは、3〜6ヶ月で抜け毛の減少が見られる場合があり、6〜12ヶ月で髪のボリュームや見た目の変化を実感する方もいるとされています。

そのため、服用開始から2〜3ヶ月で効かないと判断して中断してしまうのは早いかもしれません。

目安としては、最低でも半年〜1年は継続することが推奨されるケースが多いです。

2.用法・用量を守っていない

デュタステリドは、基本的に1日1回0.5mgの服用が標準的な使用量とされています。
※医師の指示に従うことが前提
参照:5α還元酵素阻害薬 前立腺肥大症治療薬 デュタステリド錠|独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

また、いつ飲むかも意外と重要です。

毎日同じ時間帯に服用することで、血中濃度が安定しやすく作用が継続的に発揮されると考えられています。

一方で、「飲み忘れが多い・毎日バラバラな時間に服用している」という場合、血中の有効成分が一定に保てず、効果にムラが出る可能性もあるため注意が必要です。

飲み忘れは服用のアプリやリマインダー機能などにより対策できます。

3.生活習慣の乱れ

髪の健康は、ホルモンバランスや血流、栄養状態とも密接に関わっています。

例えば、次のような生活習慣があると薬の効果が十分に発揮されにくくなる可能性があります。

睡眠不足/偏った食生活/過度なストレス など

こうした状態では、たとえ治療薬を正しく使っていても、ヘアサイクルの乱れや血行不良が改善しにくいため、期待する効果が出にくくなることがあります。

4.個人輸入の薬の使用

安く済ませたいという理由で、個人輸入代行などを利用してデュタステリドを入手するケースも見られますが、これはリスクを伴います。

個人輸入薬には以下のような問題があると指摘されています。

  • 有効成分の含有量が安定していない
  • 保管状況や製造過程が不明瞭
  • 医師の管理下で使用されていないため、副作用や健康被害のリスクが高まる

参照:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ |厚生労働省

結果として、効かない・むしろ体調が悪くなったといった報告もゼロではありません。

また、ED(勃起不全)治療薬を販売している会社による調査では、インターネットで購入したED治療薬の約4割が偽造品との結果が出ています。
参照:インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品|日本新薬株式会社

治療効果の観点だけでなく、安全性の面からも正規ルートで処方を受けることが重要です。

個人輸入の危険性については、以下の記事をご覧ください。
デュタステリド個人輸入はおすすめしない|注意点と安全に選ぶための比較ガイド

5.AGA以外の原因

デュタステリドは、AGA(男性型脱毛症)に対してDHTの抑制というアプローチで作用します。

つまり、AGA以外の脱毛原因には十分な効果が見込めません

例えば、以下の症状が挙げられます。

このようなケースでは、デュタステリドをいくら服用しても十分な改善が得られない可能性があります。

原因がAGAかどうかを見極めるためには、専門医による診断が欠かせません。

安全にAGA治療を続けるためのポイント

デュタステリドはAGA治療に用いられる内服薬として広く知られていますが、継続的に服用するにあたっては安全性やリスク管理の視点も欠かせません。

ここでは、副作用の知識や医師の定期的なフォロー、そして治療をサポートする生活習慣について解説します。

副作用の種類と服用してはいけない人

先ほど解説しましたが、デュタステリドはすべての薬と同様に、副作用が起こる可能性もゼロではありません。

以下は、デュタステリドを服用することにより起こる可能性がある副作用の一部です。

勃起不全、性欲減退、射精障害、肝機能値の変化、気分の落ち込み など

これらの症状は比較的まれとされていますが、症状が続く・気になる変化がある場合は、すぐに医師に相談することが大切です。

また以下に該当する方は、デュタステリド使用を控えるべきとされるケースがあります。

  • すでにデュタステリドと同種類の治療薬を服用している(フィナステリドとの併用不可)
  • 過去にデュタステリドで副作用が出た
  • 女性や小児→デュタステリドは皮膚から吸収されるため、薬に触れるのもNG
  • 重度の肝機能障害がある

定期的な血液検査と医師のフォロー

デュタステリドは基本的に長期服用が前提となるため、定期的な健康チェックを行うことが推奨されます。

特に以下の項目に注意が必要です。

  • 肝機能(ALT・ASTなど):肝代謝型の薬のため、副作用の早期発見につながる
  • PSA値(前立腺特異抗原):デュタステリドは前立腺疾患の検査値にも影響を与えるため、事前にベースラインを把握しておくと安心

初診以降も3〜6ヶ月に一度の診察・問診を受けることで、薬の効き方や体調の変化を医師と共有しながら安全に治療を続けられます。

治療中の生活習慣管理

薬だけに頼らず、体全体の健康を整えることもAGA治療の一環といえます。

以下のような生活習慣の見直しは、治療を安定して継続するために重要です。

生活習慣改善例
睡眠不足最低でも6〜8時間の睡眠時間を確保する
偏った食生活バランスを意識した食生活を心がける
(タンパク質、ビタミンなど)
喫煙や過度な飲酒できるだけ控える
運動不足・過度な運動1日20分程度のウォーキングを心がける
慢性的なストレス自分なりのストレス解消法を見つける

いきなり全部やるのも大変なので、焦らず続けられる工夫をしながら、自分に合ったケアを積み重ねていきましょう。

デュタステリドとは

AGA(男性型脱毛症)の治療薬として広く使われているデュタステリドは、抜け毛の主な原因物質とされるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える内服薬です。

このDHTは、毛根の成長を妨げることでヘアサイクルを乱し、薄毛や脱毛の進行を引き起こすとされています。

デュタステリドは、もともと前立腺肥大症の治療薬として使用されてきましたが、DHT抑制作用に着目され、現在ではAGA治療にも応用されるようになっています。

デュタステリドのDHT抑制効果

デュタステリドの主な作用は、DHTの生成を抑えることにあります。

DHTは、男性ホルモンであるテストステロンが5α還元酵素という酵素によって変換されてできる物質です。

デュタステリドはこの5α還元酵素のⅠ型・Ⅱ型の両方に働きかけ、DHTの生成を広範囲で抑える作用があるとされています。

この抑制によって、ヘアサイクルの乱れにアプローチすることで、頭皮環境の整備が期待されます。

日本皮膚科学会が出している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」でも、デュタステリドは推奨度A(行うよう強く勧められる)とされています。

フィナステリドとの違い

AGA治療薬として、デュタステリドとよく比較されるのが「フィナステリド」です。

どちらもDHTを抑える働きがありますが、作用範囲と仕組みに違いがあります。

項目デュタステリドフィナステリド
対象酵素Ⅰ型・Ⅱ型Ⅱ型
抑制力フィナステリドに比べて幅広く作用局所的な抑制作用
副作用リスク医師の経過観察が重要同様に医師の指導が推奨される
費用相場比較的高め
(4,000円〜8,000円程度)
比較的安価
(2,000円〜5,000円程度)

このように、デュタステリドは作用の範囲が広いとされることから、進行度などに応じて選択されることがあります。

一方で、副作用リスクや費用面なども含め、フィナステリドの方が向いているケースもあります。

自身の体質や薄毛の進行度を踏まえて、医師と相談のうえ適切な治療薬を選ぶことが大切です。

デュタステリド単独に関するよくある質問

Q
デュタステリドとミノキシジルを併用するメリットは何ですか?
A

デュタステリドとフィナステリドは、それぞれ異なるアプローチで毛髪に働きかけるとされており、組み合わせることで補完的な役割が期待されることがあります。 
デュタステリドはDHTの生成を抑える働き、ミノキシジルは血流のサポートや毛包の成長期への刺激といった点で併用されることが多いです。
ただし、体質や症状によっては単独でも一定の変化が得られる場合があり、併用の可否や必要性は医師の判断を仰ぐのが安心です。

Q
デュタステリドの効果が実感できるまでの期間はどれくらいですか?
A

一般的には6ヶ月〜1年ほどで見た目の変化を感じる場合があります。
ただし、体質や毛周期の状態によって個人差があります。
あまりに早期に判断せず、医師と経過を確認しながら継続することが推奨されます。

Q
デュタステリドからフィナステリドに切り替えても大丈夫ですか?
A

切り替え自体は医師の指導のもとで行われることがあります。
デュタステリドの方が広範囲の5α還元酵素に作用する一方で、フィナステリドの方が副作用への不安が少ないと感じる方もいます。
効果や体調に応じて変更を検討したい場合は、自己判断ではなく専門医に相談しましょう。

Q
女性がデュタステリドを使用しても大丈夫ですか?
A

デュタステリドは女性に対して承認されていない薬剤です。
特に妊娠中や授乳中の女性は、薬剤に触れることも避けるよう注意喚起されています。
参照:5α還元酵素阻害薬 前立腺肥大症治療薬 デュタステリド錠|独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
FAGA(女性の薄毛)には別の治療選択肢があるため、女性の場合は女性専用の治療を行っているクリニックに相談しましょう。

Q
デュタステリドはどこで入手できますか?
A

日本では、医師の診察と処方を経て入手するのが一般的なルートです。
個人輸入や通販サイト経由の購入は品質や安全性にリスクが伴うため、利用はおすすめしません。

Q
40歳はフィナステリドよりもデュタステリドを服用した方がいいって聞いたけど本当?
A

どちらが適しているかに関しては、年齢だけでは一概に判断できません
40代以降はAGAの進行度合いやホルモンバランスの変化が異なるため、より作用範囲の広いデュタステリドを検討する方もいるのは事実です。
ただし、効果や副作用のリスクも含めて、年齢だけで決めず医師との相談が重要です。

Q
側頭部が薄毛の人はデュタステリドがおすすめ?
A

側頭部の薄毛には、AGA以外の原因が関係している可能性もあります。
AGAによる脱毛は、前頭部や頭頂部から進行するのが一般的とされていますが、側頭部や後頭部も薄くなる場合があります。
そのため、デュタステリドが適しているかは症状の見極めが重要です。
誤った治療を避けるためにも、一度医師に診断してもらうのが安心です。

まとめ|単独か併用が不安ならオンラインクリニックの無料相談を活用しよう

デュタステリド単独でのAGA治療が自分にとって十分なのか、それともミノキシジルなどとの併用が必要なのかは、AGAの進行度や体質、治療への期待値によって大きく異なります。

最近ではオンライン診療の導入により、事前に医師に相談できるサービスも増えており、不安や疑問を解消しながら自分に合った治療方針を検討しやすくなっています。

特に、フィナステリドの費用が安いクリニックは、デュタステリドの費用も継続しやすい価格帯で提供している場合もあります。

以下の2つのクリニックはいずれも人気があり、料金面でも利用しやすいため、まずは無料相談から始めてみるのもひとつの選択肢です。

ひと月あたり1錠あたり
DMMオンラインクリニック3,080円/月〜約103円〜
Oops HAIR5,478円/月〜約183円〜
※記載金額は全て税込です。