デュタステリドの効果は？症例写真ビフォーアフターを公開！

デュタステリドは、薄毛や抜け毛に悩んでいる方にとって、効果が期待できるAGA治療薬として注目されています。

しかし、「デュタステリドは本当に効果がある？」「実際どのくらい変化したのか症例写真を見て判断したい」と感じる方も多いと思います。

今回は、実際にデュタステリドを使用した方のビフォーアフター写真とともに、どのくらい効果が期待できるのか詳しく紹介します。

さらに、効果が出るまでの期間や副作用のリスクまで、デュタステリドを徹底解説します。

AGA治療においてデュタステリドの服用を考えている方は、ぜひこの記事でリアルな効果を確認し、自分に合った治療法を見つけてください。

デュタステリドとは？

デュタステリドは、AGA（男性型脱毛症）の治療薬として広く使用されている成分です。

主にザガーロという名前で処方されており、フィナステリドやミノキシジルと同様に厚生労働省の認可を受けているAGA治療薬です。

近年では、クリニックやオンライン診療で手軽に処方してもらえることもあり、多くの方が使用を始めています。

デュタステリドの効果

デュタステリドの最大の効果は、抜け毛を抑制し、AGAの進行を抑えることです。

AGAは男性ホルモンの「DHT（ジヒドロテストステロン）」が原因で発症し、DHTは男性ホルモン（テストステロン）と5αリダクターゼの影響で生成されます。

デュタステリドには、DHTの生成に大きく影響している5αリダクターゼを阻害する作用があることから、AGA抑制に効果があると言われているのです。

どのくらい効果があると証明されている？

デュタステリドの効果がわかったところで、ここからはどのくらい効果が証明されているのか、実際に行われた試験結果等で解説します。

以下は、デュタステリドとフィナステリドの比較試験の結果です。

また以下は、国内で実施された試験の結果です。

上記2つの試験結果から、デュタステリドの優位性が大いに示されていると言えるでしょう。

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」でも、男性型脱毛症に対するデュタステリド内服の発毛効果は、高い水準の根拠があるため、内服療法を行うよう強く勧める旨が記載されています。

効果を実感できるまでの期間

デュタステリドを服用してから効果を実感できるまでには、3ヶ月〜6ヶ月ほどかかるとされています。

初めの1ヶ月は、一時的に抜け毛が増える時期があります（初期脱毛）。

これは新しい髪が成長するための準備段階で、効果が出始めるサインでもあるため、不安になる必要はありません。

3ヶ月を過ぎた頃から抜け毛が減少し始め、髪のコシやボリュームが徐々に戻ってきます。

6ヶ月を迎えると、目に見えて効果を実感できる方が増えてきます。

ただし、効果の出方には個人差があります。

なかなか効果を感じられない場合は一度医師に相談し、使用期間の見直しやミノキシジルとの併用を検討するのも1つの方法です。

【症例写真で見る】デュタステリドの効果

ここからは、クリニック別のビフォーアフター写真を見てみましょう。

今回紹介するのは以下の3クリニックです。

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックの公式サイトには、実際にデュタステリドを使用してAGA治療を受けた方のビフォーアフター画像が掲載されています。

引用元：DMMオンラインクリニック

ビフォーアフターは治療開始1ヶ月目から6ヶ月目の画像ですが、6ヶ月で目に見えるほど治療で髪がしっかりとした密度を取り戻していることが分かります。

DMMオンラインクリニックのAGA治療や口コミについて詳しく知りたい方は、以下記事ご覧ください。

DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスです。

診療は提携先医療機関である、医療法人社団DMHが行っています。

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OopsHAIR

OopsHAIRでもデュタステリドを取り扱っていますが、公式サイトにデュタステリド使用の症例写真がないため、フィナステリドを例に紹介します。

引用元：Oops HAIR

この方は頭頂部のつむじハゲで、広範囲に薄くなっている部分が目立たなくなったのがわかります。

OopsHAIRのAGA治療について詳しく知りたい方は、以下からご覧いただけます。

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OopsHAIRの評判やおすすめのプランを知りたい方はこちらからご覧いただけます。

レバクリ

レバクリでもデュタステリドを取り扱っていますが、公式サイトにデュタステリド使用の症例写真がないため、フィナステリドを例に紹介します。

引用元：レバクリ

この方は4ヶ月ですが、前頭部の薄毛が大きく変化していることがわかります。

効果には個人差がありますが、短期間でこれだけ変化が感じられると嬉しいですね。

レバクリ
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デュタステリドの国内製と海外製の違い

デュタステリドには、国内製と海外製の2種類が存在します。

例として、レバクリでは国内製と海外製の両方を取り扱っています。

それぞれの特徴や違いを理解することで、自分に合った治療薬の選択がしやすくなります。

国内製デュタステリドの特徴

国内製デュタステリドは、厚生労働省の承認を受けており、日本国内で安全に製造されます。

製品としては「ザガーロ」が代表的です。

国内製は品質管理が厳しいため、成分の含有量や効果が安定している点が安心できるポイントです。

また、仮に副作用が発生した場合「医薬品副作用被害救済制度」が適用されるため、リスク管理がしやすいのもメリットです。

ただし海外製と比較すると、価格がやや高めになる傾向があります。

その点DMMオンラインクリニックであれば、低価格かつ安全に治療を始めることができます。

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海外製デュタステリドの特徴

海外製のデュタステリドは、ジェネリック医薬品としてさまざまな製薬会社から販売されています。

有名な製品として、「アボダート」などがあります。アボダートは元々、前立腺肥大症の治療目的として開発された背景があります。

海外製の最大のメリットは、価格の安さです。

国内製よりも手頃な価格で入手できるため、コストを抑えたい方に人気があります。

しかし国内では未承認のため、海外からの個人輸入での購入が必要となります。

特に、非正規ルートからの購入は、偽物や成分の含有量が不正確な製品をつかまされるリスクがあるため、安全性を重視するなら、信頼できるクリニックや正規ルートでの購入をおすすめします。

個人輸入の危険性については、以下記事をご覧ください。

■デュタステリドおすすめ通販サイトはどこ？個人輸入がNGな理由

国内製と海外製、どちらを選ぶべき？

国内製と海外製のどちらを選べばいいか悩みどころですが、以下を考慮して決めるといいでしょう。

確実な効果を期待するなら、医師の診断を受けるのがベストです。

デュタステリドを服用する際に注意したいこと

ここからは、デュタステリドに関する注意点を解説します。

注意すべき点は以下です。

1.すでに何かの病気を患っている方は要注意

デュタステリドは肝臓で代謝されるため、肝機能に問題がある方や既に治療中の病気がある方は、医師に相談してから使用する必要があります。

また、前立腺がんの検査（PSA検査）に影響を与える可能性があるため、検査を受ける際は医師にデュタステリドを服用していることを伝えましょう。

2.副作用が起こる可能性がある

デュタステリドを服用すると、副作用が起こる可能性があります。

考えられる副作用は以下です。

これらの副作用が起こる確率は高くはありませんが、症状が続く場合は速やかに医師に相談することが重要です。

特に男性機能に関わる副作用が多いため、子どもを望んでいる方は服用には注意してください。

なお妊活中の男性への処方は、クリニックによって判断が異なるため、詳しくは医師に相談しましょう。

3.用法・用量は必ず守る

デュタステリドは高い効果が期待できるAGA治療薬ですが、正しい用法・用量を守らなければ副作用のリスクが高まる可能性があります。

1日1回、決まった時間に服用することが推奨されており、過剰摂取しても効果が向上するわけではありません。

特に、短期間で効果を実感しようとして摂取する量を増やす行為は危険なので、絶対にやめてください。

「昨日飲み忘れたから、今日2錠飲もう」という自己判断もNGです。

4.女性および20歳未満の男性は服用NG

デュタステリドは、女性には使用することができません。

特に妊娠中の女性が服用または薬に触れてしまうと、胎児の発育に悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、妊娠中や授乳中の方はもちろん、パートナーが妊娠を考えている場合も慎重な対応が求められます。

またデュタステリドは、20歳未満の方への安全性および有効性は確立されていないことから、服用しないのが無難です。

特に幼児が誤ってデュタステリドを服用すると、成長に影響を与える恐れがあるため、薬は厳重に管理し、幼児が手の届かない場所に保管することが大切です。

5.初期脱毛

先ほど少し話が出ましたが、デュタステリドを服用し始めると、一時的に初期脱毛と呼ばれる抜け毛の増加が見られることがあります。

これは新しい髪が成長するための準備段階であり、一見悪化したように感じるかもしれませんが、初期脱毛は正常なプロセスであり、一定期間を過ぎると自然に落ち着きます。

副作用と勘違いし途中で服用を中止すると、再びAGAが進行し始めることになるので注意が必要です。

初期脱毛は特に心配する必要はありませんが、気になる症状が出た場合は適宜医師に相談し、適切な指示を受けましょう。

6.デュタステリド服用中は献血NG

デュタステリド服用中は献血を受けることはできません。

また服用をやめたとしても、中止してから半年間は献血ができないので注意しましょう。

【治療終了後、一定期間献血をお願いできないもの】

• ステロイドホルモン【治療終了後1ヵ月献血不可】
• 抗甲状腺薬【治療終了後1年献血不可】
• 抗がん剤【治療終了後5年献血不可】
• AGA治療薬（フィナステリド、プロぺシア、プロスカー等）【服薬中止後1カ月献血不可】
• AGA治療薬（デュタステリド、ザガーロ、アボダート等）【服薬中止後6カ月献血不可】

引用元：服薬と献血について｜福岡県赤十字血液センター｜日本赤十字社

デュタステリドの効果が出ない場合は？

デュタステリドを服用しているのに効果を実感できない場合、何らかの原因で妨げられている可能性があります。

例としては、以下のような原因が考えられます。

詳しく解説します。

1.服用期間が短すぎる

デュタステリドの効果が現れるまでには、最低でも3ヶ月～6ヶ月の期間が必要です。

個人差はありますが、発毛を実感するには半年から1年程度かかることもあります。

全然変化がないからと途中で諦めず、焦らずに継続することが大切です。

2.用法・用量を守っていない

先ほどの注意点にもありましたが、デュタステリドは1日1回決まった時間に服用することが推奨されています。

飲み忘れが頻繁にあったり、自己判断で服用量を変更すると、十分な効果が得られない可能性があります。

必ず医師の指示通りに服用しましょう。

3.AGAの進行が進みすぎている

すでに薄毛の進行が進んでいる場合、デュタステリド単体では十分な改善が見られないことがあります。

このような場合、ミノキシジルとの併用が推奨されます。

ミノキシジルには発毛促進効果があるため、デュタステリド単体で効果が実感できないという場合は、一度医師に相談してみるのが良いでしょう。

4.生活習慣が影響している

髪の成長には、生活習慣や食生活も大きく関係しています。

生活習慣が乱れていると感じる方は、まずは見直すことから始めてみましょう。

生活習慣	改善例
バランスの良い食生活	タンパク質、ビタミン、ミネラルを積極的に摂取
良質な睡眠	最低でも6〜8時間はまとまった睡眠時間を取る
ストレスを溜め込まない	自分なりのストレス解消法を見つける
適度な運動	1日30分程度のウォーキングを心がける

運動習慣は健康だけでなく、薄毛予防にも関係すると言われています。

特にランニングが育毛に与える影響については、下記の記事で詳しく解説されています。

＞＞ランニングが薄毛や育毛に与える影響｜AGAケアWEB

5.AGA以外が原因による薄毛

デュタステリドは、薄毛の原因がAGAの場合は効果が期待できますが、AGA以外の場合は効きません。

例えば、ストレスや栄養不足などの生活習慣が原因の薄毛や円形脱毛症、脂漏性脱毛症などが挙げられます。

このような場合、デュタステリドを服用していても薄毛は改善しないため、近くの皮膚科に相談しましょう。

デュタステリドの効果に関するよくある質問【FAQ】